家に帰ろう ① 退院前訪問
2021.06.16
こんにちは^_^
毎日毎日、暑い日☀️が続いてます。
皆さん夏バテはしてないでしょうか?
新型コロナウイルスによる感染拡大は、
まだまだ予断を許さない状況が続いております。
今回、コロナ禍の中で長期入院している我が子を、
『家に連れて帰りたい』『いつも通りの日常を』
『残された時間を最期まで、家族と一緒に過ごさせたい』
ご家族から依頼があり、退院前から関わりました。
まず初めに、お家で両親と顔合わせを行いました。
大事な事、3点を中心にお話しをさせていただきました☺
《自己決定について》
病気や医療ケアを理解し、退院後も継続が必要な医療や看護を受けながら、
自宅療養を希望し、どのような生活を送りたいか?
自己決定されているか?
《退院後の調整》
わが子の病気や医療ケアのことを理解し、家に帰る(自己決定)を実現する
ために、本人とご家族が家で暮らすをイメージ出来る様、
一つづつお話しをさせて頂きました。
〇 退院前の家の環境や動線調整(医療機器の配置など)
〇 吸引・吸入器購入・レンタルの確認
〇 ベッド、エアーマット、シャワキャリーの手配の確認
〇 病院での医療ケアの習得状況(吸引、薬注入、呼吸器や酸素の操作など)
〇 きょうだい、祖父母の想い
〇 親の想い傾聴、希望の確認
元気な子が病気で、突然寝たきりになった。
家で家族と過ごし、最期は家で看取りたい。(意志決定支援)
みそ汁や果物が好きだったので、あげたい。
《退院前の課題抽出》
・退院時の移動手段の不安
退院の時、病院→自宅まで介護タクシーを頼んでいる。
高校生で身長、体重もあり、呼吸器を装着してる。
2階まで、どのように移動したらよいか?安全にお家に
帰れるか?心配。
・停電時の電源確保や台風時の避難手段が心配

☆ 退院にあたり、初めて、訪問看護師との顔合わせで、
両親、緊張気味でしたが、
元気な頃の子どもの様子・・・
家族のこれまでの経緯、家族の形(物語)・・・
を色々、話してくれました。
自宅訪問調査を終える頃には、笑いも多く、
うちとける事ができ安心しました(*^_^*)
次回は、退院支援、退院調整(リモートカンファレンス)
~退院までの流れについて話したいと思います^_^